早期退職って本当にやばいんですか?
決断すべきか迷っています。判断のチェックポイントを教えて下さい。
こんなお悩みを解決します。
この記事で解決できるお悩み
- 早期退職って本当にやばいの?
- 先輩たちはどんな事に後悔しているの?
- 失敗しないためにチェックすべきことは?
上記のようなお悩みを解決できる記事を書きました。
本記事の内容
- 早期退職に失敗した先輩たちのしくじり共通項
- 早期退職を決断する前にチェックすべきポイント
この記事では、早期退職で失敗してしまった先輩たちの共通項と、早期退職を成功させるために必要な決断する前のチェックポイントを紹介します。
本記事を読んでほしい人
- 早期退職に応募しようか悩んでいる
- ブラック企業で今がつらくチャンスが来れば応募したい
- いつかはサラリーマンを辞めたいと思っている
特に上記のような方のお役に立つ内容になっております。
最後までしっかり読んで、あなたの判断の参考にしてください。
早期退職やばい?失敗の原因「しくじり共通項」
早期退職で後悔している先輩たちの「しくじり共通項」って何?
それをやると後悔へ向かってまっしぐらって言うこと?
残念ながら答えはYES。
成功者には「タイミングが良かった」、「運がツイていた」、「地元の友人が声をかけてくれた」などの”たまたま”があります。
しかし、後悔には”なるべくしてなった”要因があるのです。
特に普段から次の傾向があると自分でわかっているあなた、もしくは周りの人から指摘されているあなたは要注意。
- 自分自身を客観視できない
- 自己評価が甘い
- 他人の成果を素直に認めない
これって他人に厳しく自分に甘くってことですよね。
まさに自分が当てはまりそうです。
そんなあなたは無防備に早期退職へ応募すると後悔へ向かってまっしぐら。まずは6つの「しくじり共通項」をチェックしましょう。
①目先の大金に目がくらむ
②ストレスからの解放を優先する
③評価が不適切と思い待遇に不満を持っている
④何の根拠もなく楽観視している
⑤他人と比較し勝手に自信を持っている
⑥建前を本音と都合良く勘違いしている
あなたにもドキッとした共通項があるのでは? 詳細について検証していきます。
①桁数にドキッ目先のお金に目がくらむ
退職金と言えば、普段はお目にかからない数字の連続にビックリ。早期退職の場合は割増もあることから数千万円になることも。
月々の住宅ローンの返済を重荷に感じているあなたには救世主のように見えてしまいます。
これで一気に返済、ローンからの解放だ。
完済すればオレの小遣いも増えるぞ。
ちょっと待って! あまりにも短絡的に考えすぎ。確かに退職金で住宅ローンの完済はできますが、会社を辞めた後のことを真剣に考えてる?
転職先では必ずしも今と同じ給与レベルを維持できるとは限りません。
しくじり事例では再就職がうまく行かず、生活費のためにマイホームを手放してしまったケースがありました。
目先の大金に目がくらみ早まった判断をしないため、退職後のシミュレーションを十分に検討する必要ありです。
今までお金に関しては無頓着だったあなた、先ずは学びから始めましょう。知識がないとしくじりの素、学びは早い方が良いです。
女性の方には女性専用のマネースクール「SHEmoney」があります。まずは無料体験レッスンで雰囲気が自分に合っているかお試しすると安心ですね。
お金のために早期退職してはキケンと述べましたが、例外があります。それは会社の業績が明らかに悪化している時の早期退職。
今後さらに会社の業績が悪化すれば退職金が出なくなる可能性あり、会社の将来に危機感を感じたら退職金目当ての早期退職はありです。
なお、退職後に必要になるお金についてはこちらの記事が参考になります。
②やっと離れられるストレスからの解放
これであのイヤミな上司から離れられると思うとスッキリするぜ。
お気持ちは十分に分かります。しかし、これだけで退職を決断すると確実にあなた自身が後悔します。
毎日浴びせられる上司からのイヤミ、ガマンして耐えているあなたには早期退職の募集は天からの声に聞こえたことでしょう。
しかし人間関係の悩みはどこの職場、どこの会社でもあることです。
上司との人間関係で悩んでいた友人のAさん、思い切って転職しましたがまた同じ悩みを抱えてました。
早期退職をストレスからの解放に使うと、次の会社でも同じ悩みを抱える可能性がありキケンです。
まずは職場異動など今の会社での解決策はないか、人事部門など第3者への相談を優先させましょう。
とは言え、病気になってしまうくらい強烈なストレス、精神的に限界を超えてるパワハラであれば話は別です。
こんな場合は最終手段として早期退職もありです。
なお会社の人にはどうしても相談しにくいあなたには、オンラインでカウンセラーがお悩みを聞いてくれる「TALKFULLNESS」を紹介します。
初回は無料でカウンセリングしてくれるので、気になったあなたはホームページをチェックしてみてください。
③私は優秀なの 現実とのギャップに不満
なんで同期のあの子よりワタシの方が下なの。
どう考えても上司の評価が不公平よ!
厳しいことを言うと、あなたは自分自身への評価があまいかもしれません。
早期退職はあなたが申請すれば自由にできますが、転職は転職先の会社が採用の合否を決めます。
あなたの自己評価と他人から見たあなたの評価は何が違うのか、これを解決せずに転職市場へ出ると痛い目にあうこと間違いなし。
まずは冷静になって客観的に自分自身を振り返ってみましょう。
どうも上司との相性が良くなくて相談しにくいあなたは、話しやすい同僚に率直に聞いてみるのも一つの手です。
ランチついでに気軽く聞いてみると相手が答えやすいかもしれません。
自主性を尊重して任せていたら、放置されているとネガティブに捉えているメンバーが多く驚いた経験ありです。
自分自身の評価はとても難しいものです。まずは素直に現状を受け止め、真実をチェックしましょう。
それでも納得できなかったら、その時は早期退職へGOです。
④なんとかなるやろ 何の根拠もない楽観
私は今まで全ての希望が実現している強運の持ち主。
今回の転職も希望通りになんとかなるわよ。
確かにあなたは強運の持ち主かもしれません。ただし、このラッキーが今後も続く保証はありませんよ。
転職すると職場環境や仕事内容などが大きく変わり、あなたがそれに対応できるかはやってみないとわからないが本音でしょう。
たとえ早期退職で高額の退職金を手にしても、転職先で給与が大幅ダウンになるリスクもあります。
根拠のない自信で何とかなると思い早期退職に応募するのは、はっきり言ってムチャですよ。
退職後の最悪シナリオをチェックし、それに耐えられないのであれば早期退職は考え直した方が良いでしょう。
⑤アイツができるなら楽勝 根拠なき自信
隣の部署のBさんが早期退職してコンサル起業したらしいぜ。
アイツができるんだったらオレは楽勝だな。
本当にそうでしょうか。もしかしてBさんを見くびっていませんか。Bさんはひそかに起業を準備していたかもしれませんよ。
そもそもサラリーマンの弱点は稼ぐスキルが欠けていること。給与をもらうのと自分で稼ぐのとでは必要なスキルが違います。
社内の評価基準で独立した後の稼ぐ力を見積もると、取り返しのつかないことになる可能性がありキケンです。
会社内の評価ではなく、勝負しようと思っている環境で客観的に自分の実力を見つめ直しましょう。
それでも勝算ありと判断したら早期退職へ向かってGOです。
なお、自分の市場価値を客観的に見るには、他人から見たあなたを評価してもらう必要があります。
転職コンサルタントへは無料で登録できます。気になる方は一度相談すると良いでしょう。
おすすめの転職サイトはこちら→
⑥ぜひうちに来て 建前を本音と勘違い⁉
いつも優秀だと褒めてくれる取引先A社の部長さん。
困った時にはいつでもうちに来なよ、って言われているんだよねぇ。
もしかしてあなた、それを100%まともに信じていないでしょうね。
発注側のあなたと受注側の部長さんとの関係。あなたを気持ち良くさせて少しでも有利に取引を進めるための社交辞令の可能性大。
それをまともに信じて、あなたの人生の判断材料に使ってはキケン、間違った方向へ進んでしまいます。
しくじり事例には社交辞令を信じて本当に転職の応募をしたら、その後は音信不通になったという残念な体験談がありました。
オファーの言葉は嬉しいですが、相手と自分との仕事上での立場も考慮して冷静に判断しましょう。
私は何度も会うたびに言われているので、本気にしても良いのでは?
この場合、せめて今の会社を退職する前に、その会社への転職の可能性を確認することをオススメします。
合わせて給与や待遇など条件面もチェックすること、後々のミスマッチ防止のために大切です。
いざ決断│最後にチェックするポイント3点
6つの「しくじり共通項」をチェックし、それでも早期退職への決心に変わりがないあなた。
会社への最終応募前に必ずチェックしてほしいことが3つあります。
- 仕事│やりたい事は副業では無理か
- お金│大支出に抜け漏れはないか
- 家族│賛成、同意は得ているのか
それぞれ詳しく説明します。
まずは早期退職後にやりたいことをできるだけ鮮明にイメージします。
全ての希望や願いが実現したとして、新しい会社でどのような活躍をしているのか、ビジュアルでイメージを膨らせましょう。
そこで考えます。
- これって今の会社ではできないのか?
- 副業という選択肢はないのか?
転職はリスクが伴います。必ずしも予想できるリスクだけではなく不慮のリスクが起こるかもしれません。
今の会社の中でトライは無理なのか、会社を辞めることなく副業としてチャレンジすることはできないのか十分に検討しましょう。
検討の結果がNOであれば迷う必要はありません。やりたいことの実現のため社外へ活路を見いだす、早期退職へ向けてGOです。
ライフイベントに関わる大きな支出、子供の学費、車の買い替え、住宅の保守修繕などは十分にめどが立っていますか。
その時が来ればなんとかなる、転職がうまく行った前提ではしくじりにつながります。
不安な状態のまま見切り発車してしまえば、その先に待っているのは後悔です。
どうしても将来の支出への目処が立たないのなら、今回は断念し次のチャンスへ備え生活費の削減と貯蓄に取り組みましょう。
今回は残念と思わずに生活費を見直すチャンスに巡り合えたことをラッキーと思うべき、きっと次のチャンスはありますよ。
仮に不測の事態が起こり苦労する場合、影響は家族にも及びます。あなたの早期退職への挑戦は家族全員のチャレンジなのです。
いつもあなたの身近にいる家族の同意すら得られないのであれば、今回の応募は諦めた方が良いでしょう。
あなたがつらく苦しい時いつも励まし応援してくれる家族、その家族が敵になっては転職先での苦難を乗り越えることは無理です。
最後に頼りになるのは家族ですよ。
ここまでのチェック項目をクリアしたあなたに、最後の最後、覚悟の最終チェックを贈ります。
✅ 変化に対応できるか、精神面も含めて
✅ 過去の成功を捨てられるか
✅ ブライドを捨て謙虚になれるか(社名、肩書、若手)
✅ 何にでも積極的にチャレンジできるか
✅ 無職、無収入になるリスクへの覚悟はあるか
✅ 年金支給額が下がる可能性があることを理解しているか
早期退職する前に確認したい転職サイト
早期退職した後も別の会社で働きたい希望をお持ちの方は、退職前に転職サイトのチェックをおすすめします。
転職市場での自分の価値がイメージ通りか、現実とのギャップがあるのか、辞めた後に気づくのでは遅すぎるからです。
転職の知りたいことが全部ある│マイナビ転職
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まとめ
この記事では早期退職に応募しようか迷っているあなたへ、後悔している先輩の「しくじり共通項」を紹介しました。
なぜか失敗した人には共通項があります。この共通項をつぶしておけば、失敗するきっかけがない、成功へ行くしかないのです。
早期退職は人生の大きな決断の一つ。決して他責にはせず、7つの「しくじり共通項」を参考に客観的に正しく評価してください。
人生100年時代ということは50歳を境に2回分の人生を楽しめるということ。
従来の価値観にとらわれず、あなた自身が悔いのない人生を選択するために、この記事がお役に立つと嬉しいです。
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